2014年9月17日社会福祉の原点は、人権尊重!
12日に第39回可児市社会福祉大会が開催された。
多くの分野での社会貢献の方々が表彰され栄えある顔が矜持に満ちていた。
冨田市長のあいさつにあるように、こうした献身される人あって、市は、平和で連綿とぬくもりに満ち続くのであろう。
本センターでも1名の方が永きに亘る人権活動への尽力により、表彰された。
今も現役として意気軒昂での活躍に感謝に堪えないし。
首垂れるのみである。
社会福祉法では、社会福祉とは、生活上何らかの支援や介護を必要とする人、経済困窮者などに対して生活の質を維持向上されるためのサービスを提供すること、またそのための制度や設備を整えることを言う。
人は、多様であり貧富の差もあり、職業・学歴・経験・性格体力・性別等の多くの違いにより生活の度合いもちがってくる。
また社会情勢・災害によってもいつ貧困になるかわからない、努力は大切だが、そのことを超えるこうしたことの発生は、昨今の事象でもわかる。
私たちが生涯に亘り幸せに生きることは、並大抵のことではないのである。
福祉の恩恵は大事だが、その報恩もまた人として大事である。過去に生活保護を受けた方が、今、自分があるのはその時のお蔭だと、多くの国際機関また地元の社会施設へ寄付を40年余されている方も知っている。立派であり福祉精神の趣旨の理解はここにあるのである。
障がい的無理は不問だが、いつか見よの気概の努力の実証こそ必要である。福祉は、自分だけのものでなく、お互い様のものだからである。
人は、自分の幸せは、社会からの多くの人からの浄財(税金等)で制度等がつくられ、その恩恵で互いの幸せがあって福祉社会の安寧は続くもの。
世界は、不幸・不満の混乱が続く。権力者の身勝手の無秩序が因となり、それならば俺たちも民の生きる上でと、抗議の動乱が起こるのである。こうした偏頗な不均衡社会が、戦いを呼びお越し悪様のスパイラルとなる。それで又両者の心に危惧の因が起こり消えないでいるである。
こうしたことにならぬよう福祉社会は、今日の功労の方のように長き年月の中育まれるもの。「破壊は一瞬・建設は死闘」なのである。
平安無事こそ社会福祉の原点であり、人権の尊重以外に求るものはないのである。
(y・k)