2016年11月21日「いじめ防止自治体サミットin可児」開催される!
20日午前は、朝からの霧が晴れ小春日和であった。午後から「可児市文化創造センター」において、主題のサミットが、文科省児童生徒課長と全国先進地である大津市長・箕面市長そして当市長・コーディネータ―として当市いじめ防止専門委員会顧問の尾木直樹氏の出席で開催された。
初めに基調講演として尾木氏から「いじめ問題をどう克服するか」~悲劇の連鎖をとめる!学校・家庭・社会にできること~講話があり現代世相でのいじめによる子どもの自殺・福島放射能汚染地からの避難地での学校でのいじめ・また恐喝等への事例を上げ学校の対応の甘さの指摘等があった。
どこまでがいじめなのかの境界を考えることなく「いじり」「からかい」等もいじめの入り口と捉え教師が、戸惑うことをせずに注意の対応をとるようにして、学校全体としての共有を早く図ることが大事である等の話が心に残る。
次に各パネラーの自らの市や文科省としてのいじめのための対応の発表があった。
最後のパネルディスカッションでパネラーの各市長と場内からのアンケート問答があり、実生活でのいじめの質問が3点ほど提案されに各パネラーからの意見が多く開くことができた。いじめを自分の子どもがしてしまったら?等の対応策を話された。
全体的総括では、尾木氏から「違いを理解し、個性として友情を育むことの大切さがいじめ解消の素であることも人権教育の原点である」納得できることであった。
本センターからもこの日のための2つの行事を担当し実施した。
その1つは、いじめ防止をテーマにした標語と300字小説を応募頂いた2074点(標語=2154点・300字小説=550点)から3回の選考の末、標語は30点また300字小説は、7点を入賞作品とし、この日のサミットの為に発行した「冊子・いっぱいあるよ あたたかな心」のタイトル・入賞作品集を作成し、入場者全員に配布させていただいた(この冊子については、C新聞社により事前取材報道11月19日していただきました)
また2つ目には、会場ホワイエで、「入賞作品展示会」を実施した。特に300字小説の最優秀賞1点と優秀賞2点については、文面に合わせたマンガ絵を挿画した大拡大の展示として、見やすく工夫しての展示をさせていただき大勢の観閲を得ました。
多くの市民を初め内外からのお客様を迎えての盛大な催しでありました。感謝!