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ホーム活動報告

本センターの使命(役割)について(新年度スタートに当たり)

 可児の桜蕾の色が淡いピンク色で、花が7分咲きとなっています。いよいよ桜花爛漫の春です。
本日から、新年度です。スタッフと共に新しい決意で出発しました。

人権は、法により守られます。何をされた時に守られるのか。それには、大きく2つに分かれます。一つは、国・行政の権力の「人権侵害」から守られること。二つ目には、互いの国民間での「人権蹂躪」から守られることになります。

では、権利をこうした時に、うまく享受し得るための義務または、人としてどのような社会を構築することが理想かであるかです。
それには、その案件を自分から、または他人からそれは、人権侵害であるという指摘できることであります。侵害だと言えないところには、守られるための要件が存立しないからであります。
そのためには、侵害の案件成立の内容項目の理解と認識が必要であります。
また、一方には侵害を起こさせない社会の構築が必要です。
人としてどのような人間の集まりである社会をつくることが侵害されにくい社会なのかを考えることが大切であります。
そのためには、互いの人間関係をいかにして良くするかを、道徳・倫理等で学んで行動する必要があります。

こうした点を取り上げて啓発するのが、本センターの使命(役割)であります。
今年度も、人権のテリトリィーでの、こうした大切なことを事業化して推進していきます。

最近は、特に「子どもの人権」を重点にして、学校での子どもに対する人権文化の昂揚による育みとして、「標語・300字小説」による心の醸成を継続実施しています。
また「子ども・ぬくもり教室」を開催して、個性の大切さ・命の大切さを訴え、いじめ防止に繋げられる育みをしています。

その他「人権本の巡回制度」を発足させて、市図書館とタイアップして、「人としてあるべきことの本」・「命がなぜ大切かの本」・「心のはたらきの本」・「人との関係の大切さの本」等を揃えて、読んで貰えるよう子ども用30冊以上とし、育む側での必要なことの本等を教師用約30冊用意して、月毎に2コースに分け巡回するシステムをつくっています。

このしたことは、各学校で任命されている人権教育委員の教師の援助をもらい運営しています。各学校では、こうした事業をツールと考えて自らの学校の状況に合わせてより良い展開がなされています。この点が有効的な実績を上げっていている因となっています。

本年度も、その他の事業と合わせて推進し、心豊かな麗しいまちを目指して取り組みます。(y・k)