2021年4月8日「岐阜医療科学大学(なないろルーム)公開講座参加」~「宇宙旅行と健康」~
「宇宙」は、どうなっているのだろうか?そんな事を考えたことありませんか?
この宇宙には星が数百億、数千億集まっている銀河が数百個、数千個も集まっている銀河団、さらに何億光年にもまたがった銀河の網の目状の構造「大規模構造」など多様な階層構造が存在しています。
先日、可児市帷子地区の方々(33名参加)を対象とした「岐阜医療科学大学(なないろルーム)公開講座」に参加してきました。
講師は、田中邦彦氏(岐阜医療科学大学大学院保健医療学研究科長)。
1、宇宙ステーションの部屋
2、宇宙食の食べ方
3、体の変化と運動
4、宇宙服
5、今後の宇宙開発 等を笑いを交えながら話していただきました。
宇宙は無重力で、上下がありません。地上とは違い平衡感覚に変化が起こり、そのため「宇宙酔い」が起こりやすいそうです。
宇宙飛行士たちの食事は、主にレトルト、缶詰、フリーズドライ食品を電熱器で温めて食べています。そして、何故か味の濃いものが好まれるそうです。
宇宙では、人の血圧が頭から足まで一定となるため顔が浮腫みやすくなります。重力に逆らって生活しているので、筋力も衰えていきます。
地球に帰ってきた宇宙飛行士たちは、起立性低血圧・起立耐性の低下になっており、骨もスカスカになってしまいます。
その対抗策として、宇宙ステーションで運動を行います。例えば、自転車漕ぎ(エルゴメーター)やルームランナー(トレッドミル)で走ったりします。
このように、宇宙での知られざる生活の様子を少しではありますが、知ることができました。昨年度から一般に国際宇宙ステーションの受け入れが開始されました。
しかし、その費用は驚くほどの高額なため、とても私には旅費を払うことができませんが、無重力気分や宇宙旅行を楽しく想像することはできました。
近い未来は、どんな人が宇宙旅行を楽しむのでしょうか。
そんなことを考えるのも楽しいですね。