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ホーム活動報告

瞬時にかける大切さ

 8月8~9日、恒例の「可児夏まつり」が可児川で開催された。
多くの市民で賑わった。特に若者が多いことは嬉しいことだ。
 8日の「花火のショー」がまた素晴らしかった。他市でやる天高く打ち上げる花火も荘厳ではあるが、ここでの、限られた高さの中での噴火花火も格別のものがある。
 いかに、一瞬に、見る人に驚きの感動を演出するかに、これまでの時間と苦労は如何ばかりかと思う。
 それが、この日の成功の因であろう。
 全精力をその一瞬に掛けることは人の生きかたの上では常である。
 「人は、瞬時の連続の中に生きているのである。それもその時々の限られた条件の中で最高に生きなければならない」このことを教えてくれた。
 人の心にインパクトある感動を与えることは、今やっている高校野球しかりスポーツでの競技も花火と同じである。その日のためにどれだけ鍛錬をしたか、目指すもの、期待される大きさにより、そのエネルギーは大きいのである。
 それにより、人への感動を与えることだけでなく、自らに多くの力ある精神的な向上心を養うのである。
 こうした、花火等による一時の感動も、癒しとなり日常のざらざらした心の「こそっぱさ」を平らけくしてくれる。
 それも人権文化だからである。
 人として、一瞬にかける大切さを、互いに味わいながら生きたいものである。(y・k)