2010年2月2日ブルームーンへの願い
1月30日は、満月であった。今月は、元旦が満月であったから、一ヶ月に2回の満月である。
今日の満月を「ブルームーン」と呼び見た人が幸せになるとは、ロマンチックの言い伝えである。
月の満ち欠けは、約29.5日だからその月の初めが満月であれば30日後にも満月となるのである。
満月は、月と太陽の間に地球が一直線の時の瞬間が、満月(特に望月という)だという。
太陽の光が月全体に当り光っているがーー。
元来、月そのものの光として捉えたがゆえに、詩心の文化を生んできたのです。
それにしても、月が大気の塵やガスで月が緑色に見えることをブルームーンと読んだが、有る雑誌が誤解し、一月2度目の満月をブルームーンと呼んだこことが始まりらしい。
英語で「once in a blue moon」を使う「極めてまれ」「めったにない」という熟語である。
ともかく満月は、地上を明るく照らしてくれます。
満月は、しばしば人の心を和ませてくれます。
「月よ月よ、ああ月よお前はわたしのお母さんではないか」と若いころ言った演劇でのセリフを思い出すくらい、
今日の夕方の、東天の満月の光は、澄み眩しく身を透徹するような光であった。月は母である。温かく包含する心がある。そして心を見通し何もかも知る母の心である。
では、そうした「極めてまれな」満月に、「この満月が、偽善者の心の中をあばき、夜明けの暁に沈む時、赫々と昇る太陽にこのことを報告し、給え」とーーー。祈らずに要られない。(y・k)