2010年3月12日母なる大地に感謝!
裏庭の3本の梅が各色の花を付けた。
小鳥のメジロ夫婦が毎朝、花を愛(め)で露ばみに、やってくる。
早春の朝のこの風景は、一日に心のゆとりを貰(もら)え嬉しいものである。
また、本センター玄関前のパンジーも、か細い葉幹ながら秋から冬の霜・雪にめげず、花をいっぱい咲かせ、訪れる人を迎えてくれる。
「花木を植えることは、命を植えること」とは先哲の言である。
これも偏(ひとえ)に大地のお陰である。
大地は、四季を通して懸命に栄養を蓄え、その時々の草木に、それを与え「がんばって行っていらっしゃい」と声をかけ、社会に送り出す。それからもず~と栄養を送り続ける。
まさに、大地は、人の母によく似ている。よって「母なる大地」なのだ。
大地(腐植土)は、ラテン語でフムス「humus」でありヒユーマニティー「humanity」すなわち人間性の語源である。
「自分は、地面で肥やしとなり、人に花を咲かせてあげよう」と、行動することが、人間らしいということなのだ。
大地は、人が倒れても立たせてくれる。すべてのもの「生きとし生けるもの」の基盤なのだ。(Y・K)