2010年3月25日恩のありがたさを、今こそ!
子どもの卒業・入学の時期となった。
親として、年々成長するわが子を見るとき、その育ちのことを思い返します。
よくぞ、元気で育ってくれたとーーー。
またこの先々も、無事であることをーーー。
この時こそ、子どもには、親・先生・地域の方々のありがたさを、よく知らしめ育むことが大切であります。
中国の詩人の癒信は、「その実を落とすものは、その樹を思い」と詠った。
今の自分があるのは、生み育てくれた親の恩・勉強を教えてくれた先生の師恩・また色々と気を使ってくれた地域の恩人のお陰で、今があるということを。
そのことが、何であったかを補いながら、共に語らうため、尋ねて思い起こさせ、確認し合いながら話し、祝うことが大事なことである。
そして、「いなくてはならない、あなたである」ことを感じてもらう。
そうすることでの昇華として、李白の詠った「恩に報いて親の栄誉を輝かせる」のように、自ら立派な社会人へと旅立ち、そして、その恩に報いる活躍をすることとなるのではないでしょうか。(y・k)