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ホーム活動報告

(市内)旭小人権研修会開かれる!

8月8日市内旭小学校で、先生達が中心の人権同和研修会が開かれ、本センターの川手局長が講師として招かれた。
先生たちも、夏休みだと言って、ゆっくりしていられないらしい。
こうして研修で汗を流しているのである。
子どものために嬉しいことである。
学校長(別行事のため不在)の代理の教頭先生が挨拶をされ、講師紹介をしていただいた。
その後、川手より「人権感覚を高めるには」との次の講話をした。

  1. 人権同和教育は、人権的歴史観を学び、権力者の心のありようと被差別者の虐げられた叫びを学ばなければいけない。
  2. 教師として、自分の生き方に関わる問題として捉える。
  3. このことを糧に人権意識・感覚を図ること。
  4. 人権の教育環境は、教師自身と言える。
  5. いかなることがあっても、子どもが差別(いじめ)を受けることがあってはならない。
  6. 偏見・差別に敏感で絶対に許さないと言う感覚で人権を尊重することが大切である。人権教師(即)人権児童(即)人権学級(即)人権学校となるのです。
  7. 学級が人権の場と変われば子どもは安心して勉強ができ、先生も教え易くなります。
    1)シグナルに敏感に  ②人権無視は厳禁 ③差別や偏見無くすことを考え実践する。こうした積み重ねをしていくこと。

講話の後、グループ分けして、講師持参のビデオ「いじめゼロを目指して」を見て討議して、それぞれの立場(加害者・被害者それぞれの両親と学校)の立場から感じたことと対応すべき点の意見をB紙に書いて前に出て発表していただいた。
校長代理のコメントと講師へのお礼をいただいた。

最後に講師コメントとして下記のことを話させていただいた。

「いじめの命は、人間だれでも持っている。
 その命をすぐ出すか、我慢できるかの命の出方は、人それぞれである。
いじめをしない子は、善の心のオブラートが何枚にも重なり厚くなって、この層の下にいじめの心があるから出難いのである。この善のオブラートこそ学校・家庭での日常の人権教育等の取り組みなのである。
持続して、厚くすることしかないのである」
有意義な研修であったと全先生の研修感想文に記してあった。(m・h)