2011年12月22日可児市立・兼山小へ菊花鉢のお礼
12月22日、 本年最後の「人権本巡回制度」(別称:ブックス・フロー)の引き取り
のため「森蘭丸」生誕の城跡にある兼山小学校へ伺った。
かねてよりお預かりしていた菊の観賞鉢と添えてあった志村君の俳句のお返しを兼ねてのことであった。
長谷川校長先生に菊鉢と共に、職員と色紙に句を書かせてもらい、お返しをした。
このことは、小学3年生10名全員が、丹精込めて菊芽から3輪の黄金花を付けるまでの育てを、校長先生主導でやった結果であった。
素晴らしい菊花が咲きましたのでといわれ、11月初め本センターに持参していただいたものである。
約2ヶ月間見事な花と香りを、本センター入口のフロアーで多くの人に愛(め)でていただいた。
育ててくれた志村君と学校に心をこめて6首の歌を職員と共に書いてお礼とした。
志村君と10人の子どもへ「旭日の兼山城(兼山小・振り)に君ありて」
「いつまでも黄金花の君の道」 学校には「素晴らしい 菊花のように思いやり やさしい子ども兼山小」
「兼山の蘭室の友に旭光(ひかり)あれ」――蘭室の友とは、森蘭丸と中国の故事の蘭室の友を併せて著している。
故事の蘭室の友とは、「人徳の香りの高い友のこと」を言う。
(蘭のある部屋に入るとその香りが付くように人徳の人と交わえば徳がつくこと、またヨモギの木を麻の畑に植えるるとまっすぐに延びると言う故事である)(y・k)
写真は、校長先生に「お礼の色紙」をお渡しの様子。