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ホーム活動報告

<詩心・トーク>「地域ぬくもりの集い」開催!

 17日、「第2回地域ぬくもりの集い」が可児市の広見公民館(ゆとりピア)で開催された。
 第1回と同様で、本センター企画で、詩人の桑原律氏とコラボレーションして、
同氏の詩をBGMの流れる中朗読し、その詩に合ったバックの絵に詩を描き、これを
パ―ポイントで写して参加者が、詩の内容をわかり易く反復できるように
工夫しある。
 詩の内容は、同氏が人権詩集として多くの著作に中から、同氏と本センターで
協議したテーマ―に合った詩を10篇選考した。
 特に今回は、第1回と違い「子どもの人権」を主体に構成した。
故に子どものいじめ等の本質的な思いのこもった詩を多く取り上げている。
中でも、
①人と人とのつなぎ合う言葉の大事さをテーマにした「言葉の罪は消えない」は、
一度言ってしまった言葉は、相手の感情の中で生き続けることであるから軽率な言葉は、
人の関わりを断つことにもなる。
子ども同士のいじめも同じこと。
②「言葉のひびき」の詩も意地悪な言葉を言われた相手の気持ちを詠んだ詩である。
いじめの育みでの大切なポエムが行間に満ちている。
③「いっしょに立ち上がろう」は、
いじめを見て見ぬ振りをする子が多い子どもの内面を見通した詩であり、いけないことを
自らが正していく正義感の大事さを詠っている。
詩のバックの画像は、昨年の市立中学校主催の「中学生サミット」での自立さの模様に詩を
載せている。
こうした動きがあることを重視したいもの。
④他も含め、初めから終わりまで、人権のありようを、テーマ―に沿ってストーリー化してある。
こうしたことができたことは、桑原氏の心豊かさから溢れる、詩心のすばらしさに共鳴したからであった。

 本年度の2度のこうした催しに多くの方が参加いただいたことに感謝し、またのことに精進してい
こうと思っている。(y・k)