2013年10月4日第3回ぬくもり「子ども教室」開催される!
当センターでは、昨年に引き続き10月3日岐阜県可児市立土田小学校において、第3回ぬくもり「子ども教室」を開催しました。ゾウのゆめ花(千葉県「市原ぞうの国」で飼育されている絵や文字を書く特技を持ち有名の雌のゾウ)の書いた「勇気」を題材にした「いじめ防止」等での勇気の大切さを2題、当センターの自作マンガで紙芝居を制作、パワーポイントを使い映写して、3~4年生全員の児童(約180人)に話をしました。
①初めはゾウのゆめ花が文字をを書いている様子をDVDを映写してみた。 ②1つ目の勇気の物語は、(愛知県教育委員会の道徳教本)「ランドセル」を、漫画にして2人で朗読。また
③2つ目は、当センターが取材したエピソードを物語にして、漫画制作した「きいと君のやさしい思い」を読み聞かせしました。
④その他、ゾウの着ぐるみを着たゆめ花が登場して「いじめ防止」の昨年度の入賞作品の中から勇気の文字のもの4点を選びスクリーンサイドにセットした巻紙にした幕をゾウが引き垂らして、みんなで唱和し合い、
⑤最後にゾウより学年代表2名に「きいと君のやさしい思い」の入った下敷きをプレゼントしました。
⑥退場時には、ゆめ花の書いた勇気の文字や桜の絵も展示され見てもらiました。
⑦ゾウのゆめ花の着ぐるみとハイタッチして、子どもたちとの交歓をして終わりました。(y・k)
「勇気」の企画の主旨については、次に記載しておきます。
~学校生活等での日常で起こる勇気の育みを!~
<「勇気」企画主旨>
勇気と言うと、偉大なことをやった人の、偉人伝を学習することが一般的である。あこがれで、そうなってみたいとは思うものの、なかなかそうしたことへのチャレンジはすぐにできないものである。
大切なことは、普段の学校生活の中にも、人は勇気を必要とすることがあることを身近な勇気の出来事を、例題としてマンガにし、2題制作したものをパワーポイントで投射して見てもらうよう企画している。これは、主に当センター職員が作・漫画作成したものである。
その1 学校での登校時での出来事――タイトル「ランドセル」(2人で朗読)
登校中に誤って傘で前を行く子のランドセルに傷を付けてしまい。言おうか、言わないでいようかと悩み続けた結果、その子の転校する時に勇気を出して言う決心をする物語(愛知県の道徳用教材を朗読用に編集した。絵は当センターの職員が書いたもの)
■他人の体・物を壊すことは、いけないことは、人として初めに感 性として知ることと言われます。
◆ ここでのテーマは、他人が知らない、分からない一寸した過ちを犯した時、そのことを相手に「言おうか」「言わないでおこうか」と自分の良心に問う、日常あることを話題としています。
その時、どうしたらよいかを育むことは、大切なことです。
悪いことをやったら
①「申し出ることが、社会ルールである」
②「やったことは、謝罪とつぐないが必要である」
こと教える。言わないといつまでも自分と相手の心は、晴れないままで暗い心を長い間持ち続けることとなります。
★言うことは、勇気が必要である。言える勇気のある人になる。
このことが大切であると言うことです。
★解決は、「もうやらないからごめんね」「注意すね」と相手に謝り、反省をすること。
後のことは、大人の学校の先生達や親が解決してくれることを伝え安心してもらう。
★ここでは、日常過ちを犯すことは、だれでもあることだから勇気を持って申し出ること。
やったら申し出ること!同じ過ちは繰り返して、やらないように!を教えます。
その2 <きいと君のやさしい思い>
当センターのキャラクターの「きいと君」の学校での出来事
★実際有ったことを当センターが取材をして、作・漫画化したものである。ーー(下敷きにしてこの度参加児童全員にお渡しします)
★こうしたことは、普段の学級の中で良く起こることですが、ここで先生の悲しそうな姿を感じる「きいと君」の感性が、その後の行動に良く表れていて、口先だけでなく、心から何かのあらわしをしようとした心遣(こころづか)いの書いたメモでもなんでも良いのですが、人と人の希薄な今の時、お礼もその時のみ、2日目に言う人はほとんどいない現代である。
★この点この物語は、自分でできることの最大の志であった「4つ葉のクローバー」を探し先生に渡し謝り、自分の行動を正していく姿、受けとり喜ぶ先生の心の嬉しさはいかほどかと思います。それをそっと氏名証の裏に入れ大事にする先生の心遣い、その後、ぼろぼろになったクローバーを宝として捨てないでいる先生との交感は、きいと君にとり、生涯の思い出となり、きっと良い子に育つことでしょう。
こうした内容をメインにして構成してあります。
★ゾウの着ぐるみと登場し、いじめをなくす勇気の標語4点の全員唱和
★またゾウからの贈り物として代表に「きいと君のやさしい思い」を載せてある下敷きを参加者全員へお渡しします。
★教室へ退場時にゾウのゆめ花の書いた書・絵の展示を観ながら、着ぐるみの象との交歓をしながら退場していきます。
以上