2019年5月18日やっちゃだめ! 自分がされて いやなこと
(平成30年度実施)
朝、通学班で登校中です。いつもの通学路を歩いています。AさんとBさんは、同学年。Aさんは、通学班で並ぶ時、いつもBさんの後ろにいます。
のんびりとしていて、足が遅いBさんが気になって仕方がありません。
その日、宿題のやり残しがあるAさんは、学校に着いたら、急いでやらなきゃと、気がせいていました。すぐ前を歩いているBさん。いつものように ゆっくりと歩いています。
「おい、もう少し早く歩いてくれないかな!いつも足が遅いんだから。」
「ええっ?」
「早く、早くー、」
「もうちょっと早く歩けよ!」
「なんで、僕だけに・・・・・・」
「あーあ、嫌だなあ!後ろから早く歩けって言われるし、おまけにカバンを押してくるし、やめてほしい。」
「どうしたらいいのかな」
Bさんが安心して、ふつうに歩くためには、そして、また、自由にAさんに嫌だと言えるためには、どうしたら良いのでしょうか?
【今年度のねらい】
Bさんは自分なりの考えをもって行動することが大切で、いじめが長く続く場合には、我慢をしないで誰かに話すことが、安心して自由に生活していくためには大切であることを提案する企画としました。
『やっちゃだめ!自分がされて いやなこと』