2019年5月17日「良悪は、友情へのみちしるべ」(平成29年度入賞作品)
<講評>
人は、過って物を壊すことは、間々あることです。
自分のものは、ともかく人の物や公共の物を壊したらすぐに申告すべきです。その上で、修繕したり、ひどい時には、同じ物を買ってかえすべきです。これは、人の住む所の秩序(ルール)だからです。秩序は、安心して生活をするための最低限の決まりです。こうした事を子どもの時に「道徳」で教えてもらい身に付けていくのです。善悪・正邪を道徳は、教えてくれます。
ここでの事案では、友だちが一緒にいたことで、本を破った事を、一旦内緒にしてと、隠そうとしました。往々にこうした事に出っくわすことはあります。だまって知らんぷりするか、すぐに先生に言うかで、何が違ってくるかというと、悪いことが積もってくると、同じようなことを今後しても平気になってしまうことが恐ろしいことで、そして大きな犯罪を犯してしまうからです。
こうした道徳に反することを注意してくれる人こそ、真の友だちなのです。過ってやってしまったことを過失と言い、大きな過ちであっても、罪刑からも軽くすみますのですぐに、届けることです。(y・k)