2019年12月26日あの子みたいになれるかな【令和元年度優秀作品】
「いいなぁ…。」
あの子の周りにはいつも人が集まっている。いつも元気で明るくて、みんなの人気者のあの子を、私はいつも外から見ていた。どうしたら、あの子みたいになれるだろう。
「そのボールペン、私と一緒!」
ある時あの子がそう言って、にこにこの笑顔で話しかけてくれた。
「本当だ、一緒!」
そう言って笑顔で返した。「いっつも笑顔で笑ってるから、こんなにみんなに好かれるんだろうな…。」と思った。
それから私も、笑顔を大切に、生活するようになった。あの子みたいになれるといいな。
*講評*
「笑顔の明るい人は、幸せに」といわれます。
「はちきれる笑顔で、話す顔」は、美しいものです。
文面にある、「いつも元気で明るく」の笑いは、なぜ起こるのかを考えると、おそらく普段から人への心がけが、素晴らしいゆえに心が輝き、笑いは出ているのでしょう。
その場には、希望が湧き、和やかな時を過ごせ、喜び合えるから、この人は皆に人気があると思います。そこには、自然の笑顔が出てくるのだと思います。