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ホーム心のビタミン

「全英オープン」の熱くなる歓喜!と「イフの名言」

今、スポーツ界は話題でいっぱいです。
来年の東京オリンピックを目指すことを思うと、嬉しいことです。

最近の7月14日にイギリス・ロンドン郊外のウィンブルドンで開催された「全英オープン」でジュニア男子シングルス決勝戦を制し優勝した「望月慎太郎(16歳)」が、ジュニア世界1位になるとのこと。この歓喜が今、青少年が挑戦していることに大いなる力となっていくことを祈ります。

さて、この地のことを友人に聞きました。
このウィンブルドンの地は、ロンドン郊外にあり、「オールイングランド・クラブ」で天然芝のコートが19面あるといいます。
特に決勝戦のみがされるのは、「センターコート」なのです。テニス選手の憧れのコートです。年一度のこの決勝戦以外使うことはありません。この戦いのために選ばれた若き青年団が育成されて、マナーや競技補助の習いをしています。また1年かけて芝コートを整備しているのです。

このセンターコートの入り口の壁に掲げられている有名な言葉が、「IF」の名言です。

ここで戦う選手等のみが入る通路の入り口の壁に掲げてある言葉です。
この言葉は、英国のノーベル文学賞受賞の「ラドヤード・キップリング」の詩を、戦う選手の心得にして欲しいとの思いで採用されたと聞きます。
故に原詩は、長く難しく内容のあるものです。
もしもの「IF」が8項に書かれています。選手に対しての心得ということですので、この思いを簡略して解説とします。

「もし、あなたが勝ったとしても敗者を称え尊敬できますか」
「もし、あなたが負けたとしても勝者を称え尊敬できますか」
「もし、それが出来なければここで戦う資格はありません」
(要約・簡略)

<文責コメント>
これこそ人間の尊極の品格であり、究極の良識でしょう。相手の気持ちをどこまで考えられるかです。気高さは、人の目指す大切な人格です。

この度の優勝者の「望月慎太郎さん」が、日本的な腰を曲げてのお礼の姿のニュースが話題となりました。
礼節こそ、大切な日本の人権文化なのだと思います。(k・y)