2019年12月9日「五常」…5つの徳性は知っていますか?
「仁」:人を思いやること
「義」:私利私欲に囚われずに己のなすべきことをなすこと
「礼」:仁を具体的な行動として体現すること
人間の上下関係で守るべきこと
「智」:学問に励むこと
「信」:嘘をつかないこと 約束を守ること 誠実であること
これは儒教の創始者である孔子(中国の春秋時代の思想家)が説いた教えです。
「五常」は5つの徳性があるとされています。
孔子は貧しい家庭で育ち、独学で学問を修めていきます。分からないことがあれば、どんな人にでも頭を下げて教えを乞いました。その熱心で謙虚な姿勢から人々に慕われ徐々に弟子が増えていきました。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
意味は「立派な人ほど謙虚な姿勢である」
人も偉くなればなるほど、人には謙虚な姿勢で接することが大切です。
常にこの言葉を忘れないよう学ぶ心が必要かもしれませんね。