2019年12月16日＜身体的リアリティー体験＞の大切さ

４年に１度、世界中の人たちが集まって、順位を競う「オリンピック」。
このスポーツのお祭りに、どんな歴史があるのかご存知ですか？

古代オリンピックの始まりは、紀元前776年に第1回大会が、ギリシャで開かれました。
最初の頃は、ギリシャ人のみ参加することができました。
今のオリンピックとは、参加者だけの違いではなく、古代オリンピックは、順位を競うというより、ギリシャの神様に捧げるお祭りでした。

しかし、392年、1200年続いたオリンピックは、終わりを迎えます。その後、1500年間も中止されることとなります。

しかし、1896年、フランス人のピエール・ド・クーベルタン男爵の呼びかけで、近代オリンピック第1回大会がアテネで開催されました。
政治など様々な問題を抱えながら、オリンピックは200の国と1万人の人が参加する大会となりました。

★インターネットの発達した現代は、インターネット上で提供される「オンラインゲーム」で一度も会ったことのない人たちとゲーム上で競うことができる。
今は、体験していないことまでも、情報として入ってくる世の中です。
2020年東京オリンピック・パラリンピックに向けて、私たちも一度、身体的リアリティーな体験学習を身近な人としてみるよい機会では、ないでしょうか。