2020年2月3日「生きづらさを抱える」意味
平成30年度では、学校へ行けない不登校の児童生徒数が、過去最多の16万人を超えました。不登校は、日本の学校において古くて新しい課題です。
不登校の原因というと、いじめなどの「対人トラブル」と思いがちではあるが、決してそれだけが問題ではない。
先日、不登校や引きこもりの中学生、高校生の自立を支援する施設の方々とお話しする機会がありました。
話の中には、「うつ病や大量服薬、摂食障害の幅広い年代の方を見てきた。薬による対処療法ではなく、カウンセリングや心のケアで根本的な原因を改善したい」と強い思いをお話しされた。
不登校は、本人はもちろん、家族のストレスも大きい。このように地道な活動ではあるかもしれませんが、1人でも救われる子が増えれば、と願うばかりです。