2020年6月8日コロナ禍で学びつつ--。
全国で緊急事態宣言が解除されました。
これまでで分かったことは、自分の身体は、自覚のある内側からのことでなんとか守れるが、外からの病原体の攻撃には、守る術を知らないということだった。しかし不要不急での外出禁止と、テレビやインターネット等による情報の早さが幸いして、対応の理解ができたことだった。
それは、海外でのパンデミック情報・日本での日々の感染状況を定期的に放映しながら、医療専門家が解説してくれたことでコロナへの気構えが出来たことだった。
そのうえ国での事態宣言と生活原則の「3密」禁止とマスクの着用、手洗いの徹底につき、その理由の報道等が功を奏して、今どう対応すればよいかを知ることができた。
また国から、国民と在留外国人の全ての人に、給付金として、全員に10万円の給付は、金額の多少はともかく何かしら安堵感が湧いたものである。企業商売の人への休止対応も打ち出され、更に充実の補償もされるという。
誰の責任は問われないゆえに、国民あっての国であり、国民あっての国費ゆえに当然とは思う。また、これから先々の復興はどうするかは、政府に託すしかないゆえに、バランスある対応をお願いしたいものである。
ともかくも、一次感染を何とか国民全員の団結で乗り切ったのだから、二次感染の無いように、また小さな波としなくては--。
こうした安堵の気持ちになれたのは、陰で命を削って従事していただいた生活基盤を確保してくれた方々のいたことでした。エッセンシャルワーカーの医療従事者・保育士・運送・配達・公共交通・スーパー等の関係者の皆さんのお陰である。
しかし、人権啓発をする立場の上からすごく残念なことは、こうした方の家族への偏見・差別が報道されています。
本能的に自分の家・自分への防衛意識の過剰からの偏見であります。普段の恩恵を忘れ、自分よがりの行動です。こうした事は、公の対応で解決すべきことです。
差別は、人権から言っても名誉棄損事実等の犯罪であり、言語道断のことです。
また、偏見は、人としての道徳・倫理から言っても、自分勝手の卑怯な考えとなってしまいますので、絶対にやってはならないことです。
では、もう少し気を引き締めて生活してまいりましょう。
「何があっても、共生での希望こそ、未来の光です!」(y・k)