2020年9月7日私のお気に入り

「正絹(しょうけん)家にある？」とセンターの推進員のＫさんから、言われました。
正絹とは、絹(シルク)100％の糸と、その糸を使って織った布地のことです。
高級な着物には、正絹が使われており、上品な光沢や手触りが滑らかで、着心地がよいと言われています。
その正絹を使って、マスクを簡単に作れるというのです。

Ｋさんは、その正絹を長方形に切り、折りめまで付けて持ってきてくれました。
しかし、私は、昔から裁縫は大の苦手で、この綺麗な布でマスクを作ることが出来るか、少し、不安でした。
せっかく頂いたので、教えてもらった通り、折り目のところを縫い、耳にかけるように白い紐を通し、何とか出来上がりました。
よく見ると縫い目は曲がり、決してうまい出来ではありませんが、この何ともえない手触り、風合いがいい。
鏡の前で、不格好なマスクを付けてみたが、顔にも馴染み気持ち良い。

新型コロナウイルスが拡がり、感染防止のため外出を極力控えているが、この時間のある時、自分で初めて作ったマスクを何時につけようかと考えている。
私のお気に入りが、また一つ増えた。（ｍ・ｈ）