2022年2月7日体を大切に
正月には気が緩み、ついつい食べ過ぎてしまった方は、いるでしょうか?
私もそのうちの一人です。
いつもは、あまり食べませんが、実家で親せきが集まった時など、お腹はすいていないのに、食べていたように思います。
一体なぜ、人は満腹なのに食べ続けてしまうのか、どうすれば食べ過ぎを防ぐことができるのでしょうか。
西オーストラリア大学人間科学部で、上級講師を務めるアマンダ・サリス氏が解説しています。
「満腹信号」について探ることが、重要だと指摘しています。
脳が「満腹」だと感じる手がかりは、食べ物によって胃や腸が伸びると送られるストレッチ信号など、他にも様々な情報を取り入れて、「食べるのはやめる」という信号を送ります。
しかし、「満腹信号」は無視しやすく、特に美味しい食べ物に誘惑されたり、アルコールを摂取していると食べ過ぎてしまうことがあります。
サリス氏は、食べ過ぎを防ぐ上で役立つと以下のような方法を教えてくれています。
1、「満腹日記」を書く
・食事のたびに、満腹でない状態で食事をやめたか、満腹の状態で食べるのを
やめたか等、を記録する。
2、食べ過ぎの原因を探る
・食べ過ぎた時に、何か不満があるのか、ストレスを抱えているのか、疲れて
いるのか、本当に必要なことの代わりに食べ過ぎたのかを考える。
3、必要以上に食事を用意しない
孤独やストレス、恐怖、ネガティブな感情を改善しようとして、食べ過ぎてしまう場合もあり、もしも満腹になっていてもやめられない状態が続くなら、他の原因があるかもしれません。うつ病や不安、過食障害等は、治療を受けることで改善できることがあるとサリス氏は指摘します。
そういった心配がある方は、適切な医療機関への受診をお勧めします。
大事な自分の体をいたわり、いつまでも健康でいられるといいですね。