2022年7月25日「徳のある人」
先日ある講演会が開催され、その会の司会を頼まれました。
講演会当日は朝から雨が降り、私にとっては一張羅の服が雨に濡れてしまうため、(何だか嫌な天気だな。折角朝早くから準備に行くのに…)と雨に対する不満を心の中で思いながら、会場入りをしました。
会場では、準備の為早くにみえた人たちで、賑やかな声が聞こえており、活気に溢れていました。
そこで、数人のご高齢の女性の方々が話しており、生憎の雨に対して、「久しぶりの雨でお湿りが貰えて、畑や花が潤うね。本当に恵の雨やね~」と言ってみえました。(そうか、そういう考えもあるか…)と、その会話の内容は、考えさせられるものでした。
長い年月、私は素晴らしい人々に会ってきました。あらゆる年代と境遇・立場が違う人達です。それらの人々は、尊敬できる人達が殆どで、そういった方々は実は必ず徳のある人達でした。
講演会での講話以外に身近な人達の良い話が聞けて、その1日は得した気分になりました。