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ホーム心のビタミン

「相手に向ける心」

 理想とする人(将来目指したい人)は、誰だろうと考えたりすることがあります。

 本センターの活動を助けていただいている推進員さんもそうですが、一人だけと言われると自宅の隣家のKさんです。

 Kさんは、80歳ぐらいのご高齢女性ですが、いつも穏やかで周囲への気配りがある方です。

 高学歴のお子さんがみえますが、自慢することは一切なく、私に「あなたのところは優しく、健康な子どもさんがみえるので、それが一番だよ」といつも言って褒めてくれます。

 半月ほど前に可燃ごみの収集場所で、ゴミが散乱している光景を数回見かけました。

 犯人は、カラスのようでしたが、朝の忙しい時間帯にKさんはホウキとチリトリを自宅から持ってきて、ゴミを片付けてみえました。

 朝日が掃除するKさんを照らして、とても眩しくみえました。

 そしてすぐに、ゴミ収集場所の責任者に相談したようで、網をかけてもらえるようになりました。

  (私)「おはようございます!」

  (Kさん)「気を付けていってらっしゃい」

 こんなやり取りをするだけですが、私が出勤前にKさんと会えること(時々、ゴミ捨てや玄関掃除をしてみえる時)を期待しています。

 誰もが冷たい言葉より、温かくぬくもりのある言葉を求めています。

 誰に対しても相手にしっかりと心を向けて、挨拶だけでも自分から積極的にしていこうと思っています。