2024年3月18日「皆であなたを見守っているよ」
本センターでは、年3回(7月・11月3月)機関紙「ぬくもり」を発行しています。記事のコーナーは、ちょっといい話・活動の報告・4コマ漫画等と様々な内容を載せています。
今回ちょっといい話のコーナーは、推進員のWさんに書いてもらいました。その記事をかい摘むと、
「定年退職した母校の勤務地で地域のためになればと思い朝の登校時の見守りウォーキングを続けています。
そして、低学年の児童から「いつも見守りありがとうございます。」と声をかけられとても爽やかな気分になり、子ども達から元気と希望をもらいながら今後もこの活動を継続したいと決意しました。」とこのような内容です。
先日、ある小学校の校長先生から電話がかかってきました。
「機関紙ぬくもりの3月号を見ました。その号の『ちょっといい話』を推進員のWさんが書いたと本人から聞きました。
それは、うちの学校の児童です。是非この子に皆であなたを見守っているよ!と言ってあげたいので、機関紙「ぬくもり」を余分に頂けないでしょうか。」と話されました。
私は、記事を書いたWさんも凄いと思いましたが、この校長先生の対応に感激しました。
私がはるか昔に小学生だった頃、校長先生と言うのは遠い存在で、そして母校は全校児童1,200名のマンモス校だったこともあり、話しかけてもらった記憶は無かったように思います。
尊敬する校長先生が、自分に声をかけてくれ、そして皆で見守っていると励ましてくれる。それはとても素敵なことだなと、電話口でうっとりしてしまいました。
相手に温かい言葉を伝えていくと良い人間関係を築いていけます。
「言葉にしなくても態度で伝わるだろう」と思い、自分の思いを表現しないと相手に伝わらない場合も多いのではないでしょうか。「相手を思いやる気持ち」がもてているか時には振り返ることも大切ですね。