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「子どもの人権」への憂いの解消を!

 政府は先日の9月24日に、全国の児童相談所が2020年度に対応した「虐待相談件数」が、21万48437件だったと発表しました。32年連続で更新していると言う。この内、言葉での脅かしや子どもの前で家族への暴力を振るう「面前DV」も含む心理的虐待が、12万8114件で最多という。殴る蹴るなどの「身体的虐待」は3万4872件でした。

理由としては、

  • 核家族化や地域のつながりの希薄化によって親の子育てが、孤立し易くなっている背景を指摘されている。
  • 自分の子どもを守るべき親権者である親が加害者となる性質上、第3者の介入が難しい。
  • 親権喪失制度もより緩和されたので、迅速に児童保護できる親権停止後、改善が認められれば、親子関係の再構築が図られることになった。

等があげられます。

 根本的解決の為には、虐待措置の対応だけでなく、発生自体が起こり難くなるような支援事業の推進等が必要でしょう。(y・k)