「ホーム」へ戻る

ホーム心のビタミン

〜郊外の移ろいの風景〜

久方に秋の日ざしが注ぐ日、近くの郊外を歩いた。

稲刈りを終えた田園があり、生まれ故郷で見た、刈った稲称干しを太で組んだ両端の股に橋渡した長い棒に、下向に稲を股がせて、太陽の日を当て米に幾分を吸収させる?と聞いたこの風景を、この横浜で見られたとは、懐かしく嬉しいことであった。

更に、この先のイチョウの木の下には、小さな「鎮守の森」があり、鉾もあった。その木の周りにはモミジやカエデが山を作っている。

この小さな森も、季節の移ろいを知り、自らの森を守っているーー。

時を知ることは我々も同じで、時に合う事に力強く励まねばならぬ。(y・k)