2010年1月20日善にも悪にも変わる人の心
今週は、各地多くの雪です。世相もまた曇天です。
「雪は、あまりにも白いので染めようにも染められません。
また漆(うるし)は、あまりにも黒いので白くすることはできません」
しかし、人の心は、善にも悪にも染まりやすいものです。
人は、誰と心が結ばれているかにより、人生は大きく変わります。
善き人を選べば向上心が湧き幸せ方向となり、悪を選べば不幸な結果となります。
悪は、へつらい、いつわり、こび、言葉巧みに愚か者の心を取り込み
善の心を食い破ってしまいます。
「精神の服従を強いる権力は、身体に危害を加える暴力よりも、はるかに恐ろしいものなのである」
と先哲は言う。
外見は、賢いように見せ、内心は、いかり、ねたみを抱いて、内外を巧みに使い分けるのが、悪の心なのです。
「偽善者になることなかれ、柔弱(じゅうじゃく)な人格者となることなかれ」である。
人権心は、いかに善き心根を地中深く張るかに懸かっているのです。
模範たる人たちは、模範の生き様を現じなければなりません。
そうでないならば、懸命に人のためになろうとするボランティアの人の心を踏みにじみ、醸成の活動を、どれ程やっても、あなたの悪いことで、簡単に無に帰してしまうからです。
(y・k)