2010年7月22日改革とは、既得権を変えること!
改革と言う言葉をよく聞く。
時の移ろいで、人の考えや社会の構成・構造が変わり
システムにひびが入り、マッチングしない理不尽な事や
種々の不都合が生じた時、そのものに対して根本から改め
ようとすることを言う。
だがこの改革の実践は、特に公共団体の場合は難しい。
それは、これによる不利益を蒙る人・団体が出るためだ。
過去から、温存して守ってきた旨味のある既得権益を侵され
ることになるからだ。
誰が見ても理不尽であれば、改革しやすい。
その人・団体の利益・収入減から、そこで働く人の人生を惑わすからだ。
だから、結局済し崩となり玉虫色で終わることが多いのである。
これらの物事が、「国民あってのもの、国民のためのもの」という原点を
忘れて創られたものが炙り出される時か、また失しなわれた時に
改革は起きるものだ。(y・K)