2011年1月11日新しい歴史がスタート!
新しい年が明けました。
また新しい歴史が始まります。
この一年どのような一年にするかは、本人の志です。
今の時代がどうあれ自分は、今年これをやっていくとの
決意が大切であります。
時代に飲み込められないよう、価値ある智慧の歴史を刻み
続けたいもの。
華中師範大学元学長:章開沅氏は、最近の対話本で
このように言っています。
価値ある歴史とは、「単に過去において、あることが起こり、
ある結果が生じたというような記憶や記録に止まるものでなく、
記憶が積み重なり昇華されていって人間の智慧となるのです」
また「この豊かな智慧を持ってこそ、現在を再考でき未来を
正しく切り開いていくことができます。
そして良き歴史を刻むためには、国も人も相互信頼を深め
差異を尊重し共に敬い合う調和的な共存関係の構築こそ
大事なのです」と。
人間の智慧については、ローマクラブの創始者ペッチェイ博士は、
「地球上にどれほど使っても枯渇(こかつ)しない、
いな、使えば使えるほど開発される驚くべき資源がある。
それは、人間の智慧である」と言っています。
ともかくも、「善の小さなるを以って、それを為(な)さざることなかれ」(三国志)
とあるように、たとえ微力とも人権啓発という善の活動をやめてはならないし、
躊躇も傍観もせず、心してやることだと決意しています。(y・k)