2011年3月30日震災の人々を想う
「東日本大震災」での悲しみを乗り越え復興の芽が
少しだけ報道されています。
でも、お年寄りの頑張るとの声と子どもの無邪気な笑い声が返って
心に愛おしく響きます。
負けないでください「冬は必ず春となる」のです。
若竹が地面から待ちかねたように芽吹き「竹の子」として,
どんなに荒れ果てた地面からでも芽を出して立ち上がります。
「脱ぎ捨てて ひとふし見せよ 竹の皮」(蕪村)
この詠みの、一枚一枚苦しい皮を剥ぎとりながら天高く
希望の太陽に向かっていけるように
復興する息吹が早く来られることを願っています。
竹の根は、地中で全ての根っこが繋がっています。
このように、たとえ一人となっても、また家族・地域の皆が散々と
なり、その悲しみが多くあろうとも懐郷の縁の絆により、
皆が一つとなっているのですから絶対に負けることなくないのです。
心の絆の根っこを深く張り、どんな試練にも耐え勝ち越えた苦労の人こそ、
人権の意である「人間らしく幸せに生きる」権利が最もある人なのです。(y・k)