2012年4月10日学びの季節(とき)を大切に!
可児の地も、桜花爛漫のときを迎えた。
今年の桜は、待ち焦がれたこともあり、その分見栄えがして一段と美しい。
ふと、この時が訪れたことに安堵の気持ちになる。
昨日(4月9日)学校では、入学式・始業式が行われ「ぴかぴかの一年生」の
姿が眩しく可愛い。
人生の切磋琢磨の扉が開かれ、眩しい陽の光が燦さんとふりそそがれた
希望の草原に一斉に走り出す子どもの姿が目に浮かぶようである。
「全ての子らに幸せあれと祈らずにいられない」(エリザベス・サンザースホーム設立者
・沢田美喜)の言葉である。
学びに入ることとは、豊かな人生を送る上からも、またこのための人間関係を築く
ことからも大切である。多くの友情を育み大人になっていくのである。
こうして情報(知識)を生きる知恵にかえて行動することが学ぶことなのである。
関心・自発性・創造力を重視した自立の教育を提唱したのが、ユネスコの事務局長であった
ポール・ラングランであった。
1965年に初めて生涯教育(学習)論を提唱したのである。
日本には、あの有名な波多野完治(心理学者)が、この概念を紹介してくれた。
子どもへの教育も、生きる判断力を生みだすことが眼目でなくてはならない。
知織・技能を与えることだけでなく、生きる知恵を育むことが大切であるという。
人権侵害を受け易い2大要素には、一つとして、無教養(無識字)であり、もう一つには、貧困である。
(ユネスコ憲章の解説より)と言われる。
騙され易いことと、ゆとりがなくなる心理を言っている。
ともあれ、はしゃいで通う子どもの姿は、いつの世にあっても嬉しく心和やかにしてくれるものである。
やっぱり入学は、桜が似合う。
大切な季節(とき)なのである。
(y・k)