2019年3月1日思いやりの心!
相手や周囲を思いやる優しさは、できる限り行動で表したいものです。
先日、街で白い杖を持った男性が、信号機のある交差点で横断歩道を渡ろうとしていました。信号機の音楽で渡る時を待っていると思われますが、音楽が変わると、後ろから来た女性の方が男性に声をかけ、男性の手を引きいっしょに横断歩道を優しく誘導されました。
また、歩道橋を子どもの一人を胸に抱えて、反対の手に畳んだベビーカーを持って階段を登ろうとしていた時、高校生ぐらいの男の子がベビーカーを運んであげていました。
電車の中で席を譲る人、お年寄りの荷物を手伝って持ってあげる人、車イスの人にそっと手を差し伸べる人、道路のゴミを拾う人、道端に倒れた看板を起こす人、等など
街には様々な、思いやりとぬくもりのあるほほえましい光景があります。
見ていて本当に気持ちの良いものです。
思いやりを行動に移すには、大変勇気がいるものです。一歩踏み出すきっかけとして、「自分が優しくされた事」を思い浮かべてみてください。
自分が受けた恩を自覚しながら、感謝の気持ちで別の人に繋ぎ、また、その感謝を受けた人が別の人へ感謝を繋げていく、そんな人間関係が築けると良いのではないでしょうか。
思いやる行動で、やわらかく、温かく、人と接していきたいものです。