2016年10月20日秋は、健康の一日を!
秋は、人間の体と心を合わせたがることを鼓舞するように多くの行事がある。
「スポーツの秋」と言ったり、「読書の秋」と言ったりする。そこには、静と動が融合されて、人生のありようを教えてくれる。人が生きる様々な文化の香りを好きのように味わい過ごすことを奨励してくれているようである。公的や私的な各組織やサークルもこの時期に競って行事をするので、ある人は、内容を味あう暇なく飛び回っているのだが、成果を発現されてくれていることは嬉しいことだと言っていた。
本センターでは、16日の日には、市の「健康フエア」が開催され、2年前の24回から参加させてもらっている。その参加理由は、「健康の意義には、体力と共に知力である心の健康」が叫ばれてきたからである。
世界一の長寿国の日本にあって、医療の目覚ましい進歩には目を見張るものがあるが、一方心の健康を考えると、ストレス社会の中で老人も熟年も若人も子どもたちまでが、多くの悩みをかかえて苦しんでいる実情がそこにある。長生きしても先々の幸せな人生でなければ、楽しいとは言えない。生きる先の少ない老年程安楽な先々が見えていないことほど惨めさ
が身に沁みることはないのである。
心の健康として普段気を付けて自分を育んでいることとして、
一番目は、自分の感情に気づいて人に言い表せるよう育む(情緒の健康)
二番目は、多様な状況に応じて適切に手が打てて解決できるように育む(知的の健康)
三番目は、周りの人との縁する人と良い関係を築くように育む(社会の健康)
四番目は、やる事に生きる目的を見出し、主体的な選択するように育む(人間の健康)
等があげられるが、心身のバランスと言っても時々の現れる事象が何かは分らないゆえ
何があっても折れない心(レジリエンス)・乗り越えられるという自信は、人生の経験の上に成り立っていくのであろう。その時逃げないでどのようになってもいいとのやりきる決定心から発する心構えかも知れない。(y・k)