2016年12月8日「年の瀬」の思い
本センターでの今年の大きな行事は、10日までの人権週間で終了し一息入れられそうです。今年も余すところ後20日程となりました。
師走とは、新暦の12月を言いますが、師が走ると言うから学校の先生かと思いがちだが、そうではなく、お寺のお坊さんらしい。年の瀬になると檀家回りをして、お経を唱える風習が昔は、多かったからだと言う。
ともかくも、一年の締めくくりが、この12月である。人生の節と考え振り返ることは、大切なことである。
働く人の職場では、年度末は3月であるから、師走は個人としての節目である。
今年は、よいことの多い年であったか、悪いことが多かったかを考えることも大事なこと。
しかし、それすらできないで歳末を迎える人の方が多いのが現実ではないだろうかと思う。
時の移ろいは、多くの事象を乗せて運んでくれる。
目まぐるしく変わる情報で飽和状態になっている現実があり、自分に関係ないことでも、自分のことのよう身近に感じてしまう。
自らを律してマイペースで過ごすことが難しくなっている。まして新年の思いなど考えられないでいる人も多いことであろう。
希望をもって意欲ある挑戦をせねば事象に流されてしまいそうである。
新し年は、酉年である。また今、鳥インフルエンザが流行しているが、「生物学の原理」から鳥とて、全てが大陸の間を飛んでいるわけではなく、飛びたいと思った鳥の種類のみが飛ぶことができている。飛ばない鳥も多くいるのである。
人も同じであるから、意欲を出すためには、明日への希望を見つけなけば飛躍できない。
決するのは、今でしょう!と断じるしかないことは、皆同じであろう。
良いお正月を、良い新年(信念)を!(y・k)