2017年3月31日勝つということはーー。
春本番を迎えようとしている。春の選抜野球も今日が、決勝戦である。
3900もの高校チームのトーナメント覇者といえども、勝つには、日常のチームまた一人ほとりの一人の隠れた心身の鍛えの総合力等の、些細の積み重ねの集積結果といえよう。
梅の白と紅色のコントラストで裏庭が鮮やかである。秋の剪定時に、各枝の中で死枝があることに気づいた。本体が、末永く生きるための判断が、生物として人と同じで備わっていることであろうか。すぐに春の桜が見られる時。学校は、入学・進学で忙しい。
また明日1日から、企業・役所などは、新年度がスタートする。退職・人事異動で新職場での決意、新たな挑戦が始まる。すべてが人生であり、生きると言うドラマであり順風満帆に行くはずがない。荒波もあろうし、いつも気を揉みながら進めていくもの。
波乗りのように気構え、いかに皆に喜ばれるかの本質のありようを希求して、つまらないことであっても、つまらないと思わず新たな味付けをして、生かし切っていく決意が大事であると思う。
人生最終章で幸せであったと思えれば最高なこと。定年で一息も大事だが、エネルギーは、一度落とすと、そこまでの気力になるまで大変であるから、それなりの先々は、考える必要があろうか。
何時の時でも皆、人の生き方は皆違うもの、次ぐから次への大小の悩み苦しみは付きものであるから、立ち向かう勇気は、逸してはならない。積み残しが多くなっても、それも人生と思う楽観視も大切と思う。
世を見ると物事に勝つことの人が、いることは確かである。その極みを掴む人の努力は、やはり並大抵のことでないことが分る。今日、高校野球で優勝をする高校と選手の組織力
は、何と言っても一人一人の力量とマネジメント力の総和と関わる人間力。また果たしてきた福徳のリズムが味方して、物事は勝つにちがいない。
世に勝者が必ずいる事は、人生は、トーナメントであり、起こる一つ一つをどうクリアするかである。
1億2000万の人がいようが、27回勝ち続けば、日本でたった一人の勝者になれる。でも一番大切な生き方は、勝つことでなく、決して折れない「レジリエンス」の力で、その人にとり一番幸せであったかどうかではないだろうか。(y・k)