2018年6月29日こころに健康を!
7月1日は「こころの日」です。
1998年(平成10年)に日本精神科看護技術協会がこころの健康の大切さを再認識してもらうことを目的として制定されました。
人生には誰にでも転機があります。
生きていれば楽しいこともあります。
苦しくて落ち込んだりすることもあります。
思い通りにならないことも、自分の嫌な面に気づいたり、自己嫌悪になるときもあるでしょう。
それでもいろいろな力を借りながら努力し生きています。
ストレスやトラブルにぶつかって対処することが、新しいスタートにつながることもあるでしょう。
でも、思いがけず、こころの健康が危機にひんすることもあります。
こころの健康を通して、だれもが安心して暮らせる社会にしましょう。
今すぐできる「こころのお手入れ」7ケ条
こころと体は別々のものではなく、体がくたびれるように、こころもくたびれたり休養が必要なときもあります。自分でできるこころのお手入れを日常生活に取り入れてみましょう。
1.同僚や友人、家族に、素直な気持ちを話してみる
ストレスを感じた出来事を、人に話すことで、自然に思考が整理されて、気持ちが落ち着いてきます。雑談だけでもこころの安らぎを得られることもあります。
2.気持ちを自由に書き出してみる
人に何もかも話すのはちょっと、と思うこともあるでしょう。自分の気持ちを紙に書き出すだけでも、気持ちが落ち着くものです。大切なのは、自分の素直な気持ちを外に出すことです。
3.日常に「ご褒美タイム」をつくる
忙しい生活の中では「好きなこと」「楽しいこと」を忘れがちになります。趣味の音楽やスイーツなど、こころが喜ぶご褒美タイムを作ってみてはいかがでしょう。ストレスをこまめに発散するのが大事です。
4.夜更かしせず、できるだけ同じ時間に起きる
体内時計を整えることも、こころのお手入れにつながります。
5.規則正しい食事をする
食事の偏りは、こころにも大きく影響します。
6.朝に日光を浴びる
朝に光を浴びる習慣は、こころを安定させます。
7.適度に体を動かす
体を動かすと、気持ちもすっきりするもの。適度な運動は、精神科治療にも導入されています。
一般社団法人 日本精神科看護協会より