2019年5月20日息吹をもって進もう!
本センターの新体制もスタートしました。いつの間にか桜花爛漫の時の移ろいが、新緑がまぶしい時になりました。林の中から、聴いたことのない渡り鳥の鳴き声も聞こえてきます。
「生きとし生けるもの」全てが自ら、この地球での存在を鼓舞しているかのようです。
移ろいの早さは、人間のみが感じるものか。世がどう移ろうが関係なく芽を出し花をつけ実をつけていく。彼らは、わずらわしい事にかまっていられず、子孫の繁栄を願いこの地球から種を絶えさせないことにいそしんでいるのであろう。
人間は、こうした動植物の恩恵を受けて、初夏の心を弾ませてもらっている。
互いに愛(め)であっていくことが大事である。この心が人心を和めてくれる。
動植物もその場所で懸命に生きていくしかないことを知っている。我々もどんな夢を持とうが、自分の居場所が、出発場所である事は同じ。「足下を掘れそこに泉あり」なのだ。
日々励み、心を磨いて誠実な言動を大切にして、光り輝かしていきたいものです。
初夏の中で、実を結ぶ花木のように、少しでも皆が幸せになれるように、息吹をもって努めていきたいもの。